「誰でもチームをゴールに導ける! プロジェクトリーダー 実践教本」レビュー

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タイトルの通り、「誰でもチームをゴールに導ける! プロジェクトリーダー 実践教本」を読んでみたので、特に印象に残っている点を記していきます。

誰でもチームをゴールに導ける! プロジェクトリーダー 実践教本
誰でもチームをゴールに導ける! プロジェクトリーダー 実践教本
  • 第1章 プロジェクトでは誰もが結果を出すリーダーになれる!
    • リーダーシップは目標や目的を達成するためのものである。
    • リーダーシップには複数の型があり、状況や相手によって効果を発揮する型は変わってくる。
      • 指示型リーダースタイル
      • 支援型リーダースタイル
      • 参加型リーダースタイル
      • 達成思考型リーダースタイル
    • プロジェクト関係者(プロジェクトメンバー、ステークホルダー)との間に信頼関係を構築するためには、まずはプロジェクトリーダーが自身について情報開示し、知ってもらう必要がある。その上で他のプロジェクト関係者を受け入れる。
    • 異なる価値観を持つメンバーについては、違いを受け止める。また、自分にはない、自分とは違う考えの良い部分を見出す。
    • 定量的な(数値を伴う)目標を明示し、プロジェクトメンバーと共有する。
    • プロジェクト憲章を定め、目標達成のための基本方針や重要事項を明確化することで、プロジェクトの全体像を明らかにすることができる。
    • 1個人で達成できる成果よりも、より大きな成果を生み出すためにはチームが必要になる。 プロジェクトリーダーには、プロジェクトメンバーの能力を最大限引き出すことが求められる。
    • シナジーチームとは、プロジェクトメンバー各人がプロジェクトの目標達成になすべきことを理解し、自立して取り組んでいる状態である。シナジーチームにはリーダーが不要な状態である。プロジェクトリーダーは、このシナジーチームを目指すべきである。
  • 第2章 プロジェクトのリーダーは最後まで「ゴール」にこだわる
    • メンバーの多様性を喜ばしいものとして捉える。なぜなら、チーム単位での活動では、目標達成のためにメンバー間の助け合いが重要であるためである。多様性を価値観の違いとして否定的には捉えない。
    • リーダーは、WBS を用いて「何を」、「いつまでに」達成する必要があるのかを明確化する。これにより、メンバーに今後の道筋を示す。
    • リーダーは、プロジェクトの目標や目的を定期的にメンバーに周知し、達成するゴールを示し続ける。
  • 第3章 ゴールに向かう「過程」でプロジェクトリーダーの特徴を出そう!
    • プロジェクト進捗報告では、「過去」・「現在」・「未来」の3つの要素を含める。
      • 現在=現状の説明(そのまま)
      • 過去=現在に至る過程
      • 未来=今後の進め方や対応(対応策)
    • プロジェクト内で発生する意思決定についても他タスク同様に時間を見積もる。これにより、意思決定に要する時間を顕在化でき、プロジェクトを適切に管理することができる。
    • チームメンバーの育成は、次世代リーダーを育成することでもある。
  • 第4章 プロジェクトにおけるコミュニケーション力を高める方法
    • キックオフミーティングでは、プロジェクトの意義や目的を共有し、リーダーはメンバーの意欲を高めることが求められる。
    • キックオフミーティングではプロジェクトのオーバービューを示すにとどめ、詳細なタスクについては次回以降のミーティングで取り扱う。
    • プロジェクトメンバー全員の手でワーキングアグリーメントを作成する。ワーキングアグリーメントを行動指針とすることができる。例えば、あるメンバーに行動改善を促す際には、ワーキングアグリーメントを基に、メンバーの行動が逸脱している旨を指摘するようにする。これにより、メンバーがリーダーに個人的に批判される(ダイレクトコミュニケーション)のではなく、自分自身も策定に携わったワーキングアグリーメントから逸脱していることを認識してもらえる(ノンダイレクトコミュニケーション)。
    • リーダーとは一つの役割であり、プロジェクトの目標達成のためにやりくりをするのが、その役割である。他のメンバーよりも経験やスキルがある必要はない。自分よりも能力の高いメンバーの力を借り、目標を完遂することが責務である。

この書籍を読んでみて、第1章のリーダーのスタイルを複数使い分けるという発想はなかったので、うれしい気付きでした。(ちなみに自分は「達成思考型リーダースタイル」が色濃いです。)それから、書籍上の字面では分かったつもりでも、実践するとなると一筋縄でいかない部分もあると感じます。例えば、多様性を受け入れるという点でも、目標達成にネガティブな影響を及ぼす局面もあると感じます。

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