Audible で視聴期限が 5 月末までとなっていたので、気軽な気持ちで読んで(聴いて)みました。結果として、以前の職場での人間関係改善のヒントをもらうことができ、有意義なインプットができました。
"やる気が上がる8つのスイッチ コロンビア大学のモチベーションの科学"
筆者は、人の性格を次の8つに分類し、「マインドセット」、「フォーカス」、「自信」という3軸でそれぞれの性格の特徴を説明し、モチベーションを高めるうえでの注意点や接し方のヒントを示してくれています。
8つのタイプ
タイプ1 中二病(Teenager)
タイプ2 うざいやつ(Showoff)
タイプ3 臆病者(Neurotic)
タイプ4 退屈な人(Stick in the mud)
タイプ5 やる気の空回り(Eager Beaver)
タイプ6 まじめな見習い(Alert Apprentice)
タイプ7 新星(Star Who's (almost)Born)
タイプ8 熟練の匠(The Expert in the Making)
私はタイプ5、もしくは、タイプ7かなと思いました。以前はタイプ5でしたが、最近はいい意味で図太くなってタイプ7のような感じもあります。
得られた気づき
以前の職場で、どうしてもそりの合わない同僚(部下)が二人ほどいました。彼女たちを見ていると、自己主張はするが協調性に欠けており、自己中心的なため、本来担当してほしい業務を任せることができずに歯がゆい気持ちでいました。
しかし、本書で紹介されているタイプ1とタイプ2が、まさしく彼女たちの普段の素行や振る舞いのパターンを示してくれており、目からうろこでした。彼女たちの行動パターンは、なんとなく理解はできていたのですが、改めて言語化してもらえましたし、タイプ1とタイプ2の人との向き合い方の答え合わせもできて良かったです!ちなみに、本書を通じて、タイプ1、タイプ2の方々との接し方に改善の余地があると気づくことができたのは大きな収穫です!
私のように、同僚(部下)との接し方をより良くしたい(楽になりたい)と思っている方は、一読されると気づきがあるかもしれません。おすすめです!