文法

中学英語で習う文法を理解しよう

ビジネス英語では、分かりやすく簡潔に文書を書くことが多いので、複雑な英文法は気にしなくてもほぼ大丈夫です。中学校で学習する範囲の文法でほぼ問題なく業務を遂行することができます。

文法書を買う前に、オンラインで公開されている文法解説を見てみましょう。例えばこちら↓

中学校英語学習サイト
https://english.005net.com/index.php

こちらのサイトでは、コンパクトに要点を分かりやすくまとめて説明されていると思います。こちらのサイトの説明では分からない時、もしくは類似のサイトを利用したけど分からない時に、中学生向けの文法書を買うという感覚で大丈夫です。高校生向けや、大学受験、英語学を学ぶ人達向けの分厚い文法書は不要です。

では、みなさんが理解すべき文法規則を列挙してみます。

品詞

名詞、動詞(後述)、形容詞、副詞、代名詞、助動詞(後述)

動詞

be 動詞、一般動詞

助動詞

can (could)、will (would)、should (shall)、must、have to (had to) 、had better

疑問詞

what, who, when, where, why, which, how, whose

接続詞

and, but, however, if, when, because, that

三人称単数現在形の変化(動詞に s が付く)

he(彼は)、she(彼女は)、 it(それは)といった、三人称単数現在形が伴う一般動詞は、語尾に s が付与され変化します。

例:order -> orders(注文する)、have -> has(持っている等)、identify -> identifies(特定する)

肯定文、否定文、疑問文、付加疑問文、命令文

付加疑問文は使わなくてもやり取りができると思いますが、それ以外の文は覚えましょう。

時制

現在形、過去形、未来形

完了形(現在完了)

進行形(現在進行形、過去進行形)

※ 現在完了進行形や、過去完了形の理解が必要な局面も出てくるとは思いますが、まずは上述の文法規則を理解することが先決です。

能動態・受動態

ビジネス文書では受動態で表されることも多いので、受動態もマスターしましょう。

~がある、~が存在する

there is, there are

不定詞

1文に動詞が2つ以上存在する、複雑な表現で使います。

比較級、最上級

市場調査や製品比較など、様々な場面で比較級、最上級は用いられます。

関係代名詞

不定詞と同じように、複雑な文を表現する際に利用します。1文に複数の「主語 + 動詞」を使う際に関係代名詞が「主語 + 動詞」のかたまりをつなぎ合わせます。

関係代名詞は省略できる場合があり、省略形の理解は重要です。詳しくは次の記事を参照してください。

関係代名詞の省略形を理解しよう
https://watermargin.net/english/2019/09/28/relative-pronoun/

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