英語の基本的な単語って、一体どこまで覚えていいのかよく分からないですよね。
検定試験合格を目安にしたり、特定の単語帳をやりきる、など人それぞれ基準の設け方があると思います。検定試験合格の代わりに、Globish の語彙を、まず押さえるべき基準の1つにするのも手です。
Globish とは
Globish とは、フランス人のジャン=ポール・ネリエールが提唱した、英語の一種です。彼は IBM 在籍中に、国際会議で英語非ネイティブ話者が使っている文法表現や語彙はそれほど多くはない事に気づき、簡潔でありながら「英語非ネイティブ話者が外国語として運用できる」英語を定義しました。専門的に研究している言語学者たちは、ネリエールが Globish を "発見" したことにひどく悔しがったそうです。
Globish ウェブサイト
https://www.globish.com/index.php
Globish で扱う語彙数
Globish では、1500 語です。この 1500 語で、日常生活やビジネスのことなど、幅広い文脈での会話ができるようになります。
語彙リスト
https://www.globish.com/static_pages/pix/Globish-English.pdf
Globish の語彙でどんな表現ができる?
Globish で取り扱う単語で作った例文をみてみましょう。
He approved her request late in the morning.
彼は今朝遅くに、彼女の依頼を承認した。
She described the detail of the issue happened yesterday.
彼女は、昨日起きた出来事の詳細を示した。
As a result, we achieved our business goal of this year.
結果として、私たちは今年の企業目標を達成した。
Globish の語彙の学習方法
先の PDF のリストをダウンロードします。学習する単語とその意味の両方が英語で記載されています。一つずつ意味を確認していきましょう。単語の意味説明が分からない場合、その意味説明で使われている単語の意味が分からない可能性が高いですので、単語の意味調べを行いましょう。
簡単な語彙ばかりですが、日常生活や日常業務で使える表現を作ることができます。まずは Globish で提唱されいてる語彙を身に着けて、次のステップに進みましょう!