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英英辞書を使って英語の語感(感覚)を養おう

英英辞書を使う意義

ある程度英語学習に慣れてきたら、ぜひ英英辞書を使ってみて下さい。英英辞書はその名の通り、英単語の解説を英語で行っています。英英辞書を使うことで、英語ネイティブが、その単語をどのように理解しているのか、という語感を感じ取ることができます。今まで英↔和で理解していた概念とは、少し違う角度から理解できることもあります。

学習の初期では、英単語を調べたのに、説明している英文に分からない単語があって、永遠に意味調べが終わらないという自体に陥ってしまいます。そのような時には無理せずに英和辞書で意味を確認することから始めてみて下さい。もしくは、既に知っている、馴染みのある英単語を英英辞書で調べた場合に、どのように説明されているかを読むことでも、語感を養うことができます。

おすすめの英英辞書

個人的におすすめな英英辞書をいくつかご紹介します。よかったら使ってみて下さい。

Longman Dictionary of Contemporary English Online(ロングマン現代英英辞典)

https://www.ldoceonline.com/jp/

Longman Dictionary は、意味の説明が平易な英語表現でなされているのでおすすめです。単語の主要な意味に対応する、例文を読み上げてくれる音源も付いているので、読んで、聴いて、学習することができます。また、例文の分量も多く用意されているので、自分の理解しやすい例文が見つかりやすいです。

Oxford Learner's Dictionaries

https://www.oxfordlearnersdictionaries.com/

Longman Dictionary と同じように、多くの例文が用意されているので、理解しやすい例文を見つけやすくなっています。Longman Dictionary では意味を理解しにくい時には、Oxford Learner's Dictionary を使ってみるのもおすすめです。

Merriam-Webster

https://www.merriam-webster.com/

Merriam-Webster も、平易な英語表現で単語の意味を説明してくれています。また、Merriam-Webster の例文には、ウェブ上のリソース(ページ)で使われている英文をそのまま掲載してくれています。リソースへのリンクもあるので、単語が使われる実際の文脈を具体的に感じることができます。

英英辞書を使ってみよう

では、実際に英英辞書を使ってみましょう。下のスクリーンショットは Longman Dictionary です。慣れないうちは、簡単な単語を調べてみましょう。予め意味の明らかな単語なので、説明文の意味を理解しやすいはずです。

例えば、school を調べてみます。すると、"WHERE CHILDREN LEARN" や "a place where children are taught" とあります。

(※ 簡単な単語は、説明するのが逆に難しくて説明が長いこともあります。)

今回は英英辞書を使う意義、おすすめの英英辞書と、実際の利用例をご紹介しました。英和辞書もいいのですが、やはり英語の語感を養う上では英英辞書の方がおすすめです。ぜひ英英辞書の利用に挑戦してみて下さい。

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